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2008年05月 アーカイブ

2008年05月07日

形態論

って??

形態論(けいたいろん、morphology)とは、言語学の一分野で、語と語の間の意味的・形態的なパラダイム関係や、語の内部構造について論じる学問分野である。文のなかでの複数の語のシンタグム関係を論じる統語論と区別される。

語を構成する意味の最小単位は形態素と呼ばれる。例えば unhappiness という語は、un-, -happi-(happy), -ness の3つの形態素から成っている。形態素は、語より基本的なものである。語の中には、「青」「山」のように単一の形態素から成るものもあれば、「青空」「山のぼり」のように複数の形態素から成るものもある。一般に、後者のタイプの方が多い。

語の形態変化は、屈折と派生に分類される。

屈折 - 基本的に語の意味を変えず、他の語との関係を示すために起こる形態変化であり、名詞の格変化や動詞の人称変化がこれにあたる。
派生 - 意味や品詞を変える形態変化であり、日本語では「-さ」「-的」、英語では-ness, re- などが例として挙げられる。一般に、派生接辞は屈折接辞よりも内側につくことが知られている。

IA モデル
IA(Item and Arrangement)モデルは、語の形式と意味を、それを形成する形態素の形式と意味から導こうとするモデルである。このモデルでは、形態素というアイテムをアレンジし結合することで語の形成を説明できると考える。例えば、「あおい」は「あお」+「-い」から形成され、unhappiness は un- + happi- + -ness から形成される、という説明の仕方である。

IA モデルにはいくつかの問題点が指摘されている。まず、形態素の融合(fusion)を説明することができない。融合とは、普通は複数の形態素として現れるものが、単一の形態素となって現れることである。例えば、トルコ語において、

gel-ir-im(来る - 現在 - 1人称単数)「私は来る」
で「-ir-」「-im」として現れている形態素は、その否定文で、

*gel-me-r-im(来る - 否定 - 現在 - 1人称単数)
というようにはならないで、

gel-mem(来る - 否定・現在・1人称単数)「私は来ない」
というように、否定の形態素「me」と融合して現れる。IA モデルでは、形態素を単純に繋げれば語を形成できると考えるので、このように形態素が融合する場合を説明できない。また、

see - saw;sing - sang - sung - song
などの変化も、形態素の結合によらないので、単純な説明ができない。
(以上、ウィキペディアより引用)

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